春の予感

昨夜のことだが、小雨の降る中、車で息子を駅に迎えに行き家に帰る途中、すぐ前方の道路上で何かが跳ねた。
 
危うく、車ではねそうになり、急ハンドルでスルリとかわしたのだ。
 
車の後部席に乗っていた息子は、少し驚いて、「何?」と訊いてきた。
 
ワタシは、「カエルだ〜!」と叫んだ。
 
大きく広げた両足の上に雨に濡れて光ったカラダが、ヘッドライトにくっきりと映し出され、ワタシの目に飛び込んできた。
それは、まさに大人のこぶし大のがまガエルであると、脳が瞬時に判断した。
 
危うくカエルをひきそうになったことよりも、この時期にカエルがピョンピョン道路を跳ねていた事に驚いた。
息子は、「何だカエルか」と、あまり気にしてない様子だったけれど・・・。
 
この時期に、カエルが元気に動き回っていること自体、とても異常な気がしたのだ。
「まだ、1月だよな〜」「ホント異常だよ」と、独り言のように呟いた。
 
今日もとても暖かい。
寒いのも困るけれど、この時期にこんなに暖かいのも心配だ。
 
もう春なのかな?。
余談ですが、春はやっぱり恋の季節ですね。
ワタシの場合、1年中浮かれているかも知れませんけど・・・。