春の予感

先週の土曜日に積もった雪が、北側の屋根や建物の影に白く溶けずに残っていたのだが、今日は音を立てて見る見る溶けていった。例年の冬ならば、霜が降りたり薄氷がはる日も珍しいくらいで、例え雪が積もったとしても、次の日にはほとんど溶けて無くなってしまうほど、あたたかい房総のはずなのに、今年はいかに寒さが厳しいかがわかる。
まぁ、北国に比べれば、それ程大した寒さではないのだけれど、寒さに対する心構えや準備がない分、結構応えるものだ。
しかし、着実に春はやって来ている。雪の溶けた原っぱの枯れ草の下には、所々に緑の若葉が顔をのぞかせている。
窓から差し込む日差しも勢いが増してきたように感じるし、日暮れの時間も徐々に延びているのがわかる。
間もなく梅や菜の花など、春の花が次々に咲き始める事だろう。
 
寒いと身体も心も縮こまって、積極的に動く気がしないけれど、あたたかくなるにつれて、だんだんと、じっとしては居られないようなキモチになってくる。
ワタシも少しずつ、ワタシに与えられた仕事をかたづけて行かなければいけない心境になって来た。
春の訪れと共に身体の中の何かが溶けて行くのを感じるが、これも春の予感なのだろうか。
 
PS 天気予報によると水曜日から、また真冬の寒さがやって来るらしい。orz