待ち人来たる

って、言ってもお客さんの事だ。
仕事終わってから東京を出てくるから、到着が遅くなるのは判っていたのだが、いつ来るかと待っているのは落ち着かない物だ。
はっきりといつ到着するのか判らないので、いつ来ても良いように待っていなくてはいけないので、寝るわけにはいかないし、トイレに入るのも落ち着かない。
電灯を点けて、暖房を入れて、ポットにお湯を沸かして、いつ来てもOKな状態で居たのだが、だんだんと睡魔に襲われて、眠気を必死に我慢するのが大変だった。コーヒーを何杯も飲み、きなこもちチョコを食べ、チャットをして気を紛らわせていたが、お腹ががぶがぶで、トイレも眠気も、もう限界を感じていたときに、やっと到着した。
「お疲れ様でした」「ゆっくりとお休み下さい」とお客さんに言いながら、ワタシもやっと寝られると安心したら、眠気がどこかへ、すっ飛んでしまいました。
コーヒーが今頃効いてきたのかもしれない。
ま、トイレに入って、風呂に入って、リラックスして寝ますけど。
  
今日も一句
 
北風に 気配を知れど 影はなし
 
窓の外 月の光に 姿なし 
 
人を待つ もう来るかなと 秋ふける
 
月明かり パッと明るく 君来る