かみさんと息子

今日は、中3の息子が3年間頑張ってきたバスケの県大会予選があり、最後の試合で敗れたため、惜しくも県大会へは出られなかった。これで3年生は部活を引退するらしい。
ワタシは息子の中学へは一度も行ったことがないのに、かみさんはPTAの役員をやったり、運動会や文化祭や何かあれば必ず、息子の元へ駆けつけて来た。
昨日も今日も、かみさんはビデオ片手に、息子の応援に出かけていった。
いつもは、スーパーサブの息子が、今日の試合ではかなり出番も多く、結構活躍していたらしい。残念ながら試合には負けてしまったけれど、珍しくかみさんが息子の活躍をほめていたのだ。
 
三年間ほとんど休みの日が無いくらい、部活をしていた息子をほめるとすれば、「よくサボらないで一生懸命続けて来たね。良くやったね。」と言うことだ。
勝負ごとだから勝ち負けはつきものだけど、同じ部活の仲間との友情や信頼は、共に流した汗や涙の分だけ、大きなものになったことだろう。
入学時に比べると、身体は見違えるように成長しているし、精神もそれに伴い逞しくなっているのだろうと思が、しかし、何かと口うるさいけれど、息子にはかなり甘いかみさんから、早く自立出来る事を、チチはそっと見守っているのだ。