久々の朝日記

いやぁ〜、昨日は10時に就寝した。たっぷり寝て元気回復だ。
しかし、昨晩は風と雨が凄かった。ロフトの屋根に雨があたる音と風の音に、何度も目が覚めてしまった程だ。
朝起きて、外に出てみると、庭のケヤキの若葉やかれた枝が、風に飛ばされて地面に沢山落ちていた。ポリバケツの蓋もどこから飛んできたのか、一つポツンと転がっていた。
まだ、風が時々強く吹いていて、木々の葉っぱから落ちる大粒のしぶきと、風にふかれ横から吹きつける霧雨が、爽やかなシャワーのように全てを洗い流しているよに見える。
空は、だいぶ明るくなって、雲の向こうに太陽の位置が確認できる位なのだが、風に飛ばされた雲が次々にやってきては、光の通り道を必死に塞いでいるようで、ほほえましく思えた。
いつも賑やかな鳥たちのさえずりも、今日は遠慮がちに聞こえる。半分野良化している飼い猫が、ワタシの足下に来て餌のおねだりをしている。昨晩の大雨で、どこかへ姿を隠していた猫も、お腹が減って我慢が出来なくなったようだ。
ワタシもお腹が減った。朝はいつもお腹が減っている。健康な証拠なのだろう。今朝は珍しくかみさんが朝ご飯を作って持ってきてくれた。
すがすがしい朝、今日も一日の始まりだ。
娘はいつものように、かみさんに「早くしなさい」と何度も言われながら、マイペースで身支度をしている。
テレビの天気予報では、これから天気は回復し午後には晴れるらしいが、娘は傘を持たずに学校へ行こうとしていたので、ワタシは「傘を持っていけ」と娘に叫んだ。晴れるんだからいらないときかない娘に、強引に傘を持たせた。
霧雨でも、結構降っているので、学校へ行くまでにびしょ濡れになってしまうと思われたが、傘を差すのは面倒なのだろうか。確かに少しの間なら、霧雨にあたるのもとても気持ちよさそうに見える。
いっそワタシもこの雨に、身も心も洗い流してもらいたいと思った。