洗濯してしまった

洗濯機の横にワタシの時計が、無惨な姿で横たわっていました。
時計を洗濯してしまったのだ。
一昨日から時計が見つからなくて、何処に置き忘れたのかさがしていたのだが、昨晩ジーパンと共にかみさんが洗濯機に放り込んでしまったらしい。時計は、洗濯かごに落ちていたのか、ズボンのポケットに入っていたのか定かでないが、お気に入りの時計だったので、とても残念だった。どちらにしても、置き忘れたワタシがいけないので、自分を責めるしかない。今朝、駄目もとで時計屋へ持って行ってみたが、行きつけの時計屋のじいさんが、時計を見るなり「これは、修理するより買った方が安いし、修理しても完全には直らないかも知れないよ。」と、あっさり言われてしまったので、修理を諦め、とぼとぼと家に帰ってきた。
しかし、家に戻って時計を見つめているうちに、どうしても諦めきれずに、駄目もとで自分で分解して修理を始めてしまった。時計の中は水が入ってしまい、一部錆が出ていたが、ドライヤーで乾かし、錆や汚れを丁寧に拭き取りケースに戻すと、時計は息を吹き返して動き出した。正確な時間を刻んでくれるかは、まだ分からないが何とか直るかも知れない。しばらく様子をみて、歯車に注油をしてみようと思う。
忙しいのに、朝から2時間も時計と時間を共にしてしまったが、久しぶりに集中して、自分の時間を過ごした気がして満足した。
さて、今日も仕事してきます。