レンタルビデオ屋から何となく

娘を学校へ迎えに行った帰りに、娘が文房具を買うと言うので、文房具屋と本屋とレンタルビデオ屋などが一緒になった店へ行った。
娘が文房具を選んでいる間に、レンタルビデオのコーナーをみていると、トムハンクスのターミナルに目が止まった。何となくこれを観たいと思ったが、あいにくDVDは全部レンタル中だった。ビデオは在ったけれど、DVDのがいいので断念。
さらに、近くの棚をみていたら、中古ビデオが100円で売られていたので、何となくその中から3本を選び購入した。

  • 草の上の仕事

爆笑問題太田光がでてた。

  • サラリーマン教室

周防正行監督作品

手塚治虫藤子不二雄石森章太郎赤塚不二夫などの青春時代の物語。
 
家に帰り、早速「草の上の仕事」から観始めた。
爆笑問題の太田が若い。
この映画は、草刈機で草原の草刈をする話しらしいが、最初の10分ほど観ていたら、何だか自分も草刈がしたくなって、じっと映画を観ている気になれず、映画を観るのをやめて草刈機で家の回りの草刈を始めてしまった。
 
朝から雨で、仕事する気がおきなかったのに、何故か雨は丁度やんでいた。午後4時を過ぎていたので、だんだん薄暗くなる中を、暗くてほとんど見えなくなるまで集中して作業を続けた。
7時過ぎにとりあえず作業を終えて、片付けをしていると、娘が
「お父さん。ご飯だよ〜」と大きな声で叫んだ。
「は〜い!」と負けないように大きな声で応えた。
あたりはすっかり真っ暗になっていた。
お腹も丁度良く減っていた。
食卓の明かりがまぶしかった。
子供達はピザを食べていたが、ワタシは鮭と納豆キムチとみそ汁。質素な食事も美味しかった。
家族って良いものだと思う。
 
レンタルビデオ屋から何となく始まったストーリーだけど、現実は予想もつかない。
自分で決めて行動しているはずなのに、自分のひらめきや行動が予想できないんだから不思議だ。
おかしい。面白い。楽しい。