ハードディスクのクローン化計画

caph7772005-02-23

5年ほど使い続けている、Macの内蔵ハードディスクが、容量も寿命も限界に近づいてきたので、新しく4倍の容量で、しかも早い物に取り替えようとして、悪戦苦闘してしまいました。
最初は、単純にCDで起動して、元のHDを外付けのHDに丸ごとコピーをしてみました。昔だったらこれでOKのはずだったのですが、途中でエラーがでて、読めないファイルや書類がいくつも出てきました。5年の間には、システムを何度も入れ替えたり、ユーザー名を増やしたり、減らしたりなど、HDの中身はグチャグチャになっているようです。
次に、外付けMaxtorに付属していたバックアップソフトで、すべての項目のバックアップを実行してみました。これが信じられないほど遅いのです。まるまる3時間はかかってようやく終了しました。早速、内蔵HDを交換し、今度は先ほどバックアップしたデータをすべて展開しました。予想通りこれまた遅いw。3時間以上かかって終了するかと思ったら、最後にエラーが発生orz。それでも起動できるか試してみました。しかし、起動ディスクは見つからない。さらに、CDも出てこなくなってしまいました。幸いに、外付けのHDからは起動できました。パソコン本体をばらして、ハードディスクを元に戻し、CDの回復手術をしCDを摘出しました。中の歯車がずれいました。ゆがみを修整して手術成功。
こうなると、どうしたらいいのか?
悪銭苦闘はつづく
ネットで色々調べたり、チャットで聞いたりしました。すると、CCC(Carbon Copy Cloner)というソフトがいいことが判明。早速ダウンロードして試みることにしました。しかし、このソフトは空のHDを接続しておく必要があります。そこで、外付けのHDをばらして新しい内蔵HDと交換し、マニュアルに従い試すこと数回、これもハードルが高いorz。結局だめでした。
最後に駄目もとで、Macに付属しているディスクユーティリティの復元機能を使ってみると、あっさり復元。クローンが誕生しました。しかも、1時間ほどで終了。起動ディスクをかえて、再起動しましたが、無問題w。みごとに完成です。
あとは、内蔵HDの入れ替えと、外付けHDを元に戻すのみです。ようやく作業終了しました。
教訓

  • Macの純正ソフトは意外に偉い
  • ファイルの整理やバックアップはこまめにしよう
  • ダメになる前にMac miniを買おうorz